夜道を歩いて帰る女性

こんにちは。Y’sジムいすみの樋口です。

ダイエットの話をしていると、かなりの確率でこの言葉が出てきます。

「あの人は、食べても太らない体質だから」

でも僕が見てきた限り、食べても太らない人は、見えないところできちんと調整しています。がっつり食べた週は、ほかの日を軽くする。動く量を少し増やす。本人にとっては当たり前になっていて、調整しているという自覚すらないこともあります。

体質ではなく、習慣です。今日はこの話をします。

「体質」で片付けると、そこで話が終わってしまう

逆のパターンもよく聞きます。「私は水を飲んでも太る体質だから」というやつです。

この言葉のこわいところは、口にした瞬間に打つ手がなくなってしまうことなんです。

体質は自分では変えられません。だから「じゃあ仕方ないね」で終わる。そこで思考が止まってしまいます。

でも実際のところ、体重が増えるか減るかは、食べた分と使った分の差で決まります。ここに例外はありません。この話は以前体重が増えない、減らない、の原因でも書きました。

太る人と太らない人の差は、生まれつきよりも「本人が気づいていない習慣」の差のほうが、ずっと大きいです。

太らない人は、1日ではなく1週間で見ている

太らない人がやっていることは、特別なテクニックではありません。

  • 食べる日は、思いっきり食べる
  • そのかわり、前後の数日で、動く量を増やすか、食べる量を少し軽くする

これだけです。大事なのは、1食や1日で取り返そうとしていないところ。

食べすぎた次の食事を抜く、というのはおすすめしません。空腹の反動で、結局もっと食べてしまうからです。

そうではなく、1週間くらいの幅で「だいたい合っていればOK」と考える。焼肉に行った週は、ほかの日を少し軽くする。飲み会が続いた週は、歩く量を増やす。それだけで、体重は思ったほど動きません。

家計簿と同じイメージです。1日だけ使いすぎても破産しませんが、毎月ずっと赤字だと確実に苦しくなる。体重もまったく同じです。

調整は、この3つでだいたい足ります

難しく考えなくて大丈夫です。僕がおすすめしているのは、次の3つだけです。

  1. 毎朝、体重に乗る……数字を見ていれば、ズレが小さいうちに気づけます
  2. 食べた日は、翌日に少し動く……遠回りして買い物に行く、夜に20分だけ散歩する。それくらいで十分です
  3. 「ここは超えない」という体重を決めておく……超えたら戻す。それだけの単純なルールにします

朝の洗面所で体重計に乗って数字を確認する様子

3つ目は、僕が5年前にも書いた『絶対ライン』という考え方です。超えないラインを決めて、慣れてきたら少しずつ下げていく。好きなものを食べながら痩せるには、これがいちばん現実的だと思っています。

食べた翌朝の1kgや2kgは、脂肪ではありません

ここも大事なところです。

食べた翌朝に体重が1〜2kg増えていても、慌てなくて大丈夫です。あれはほとんどが水分と、まだ体の中に残っている食べ物の重さです。一晩で脂肪が2kgつくことはありません。

僕自身、チートデイの翌朝に+2.0kg増えたことを、そのまま記事にしています。数日でスッと戻りました。

翌朝の数字を見て落ち込んで、そこでダイエットをやめてしまう。これがいちばんもったいないパターンです。

体質のせいにしなくていい

「太らない体質」に見える人は、たいてい、見えないところで自分を管理しています。

逆に言えば、その管理は誰にでも真似できるということです。特別な才能はいりません。

体質は変えられませんが、やり方は今日から変えられます。まずは毎朝、体重に乗るところから。それだけで、ダイエットの半分は終わっているようなものです。

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参考:厚生労働省「身体活動・運動の推進」